高血糖症(糖尿病)に使われる薬剤





 
トップページ

内服薬
 血糖降下剤
 α-グルコシダーゼ阻害剤

 インスリン抵抗性改善剤

 抹消神経障害改善剤
 経口糖尿病薬一覧表

注射薬
 ヒトインスリン
 インスリンアナログ
 インスリン製剤一覧表

その他の情報

 このサイトの管理人について

 低血糖対策
 医者選び
 甘味料

運用開始日:2004/10/8
最終更新日:2008/7/13
私は薬剤師という仕事をしています。そして私は高血糖症(糖尿病)患者でもあります。

医者には専門分野というのがありますが,薬剤師という仕事には基本的にそういうものはなく,どんな分野の薬のことも知っていなければいけないというのが建前です。実際にはなかなか難しいのですが。でも目指すところはそういう感じですから,守備範囲を広くとって勉強しなければなりません。結果として,広いけれども浅い知識になってしまうという傾向もあります。あくまでも私に関してですが。

インターネットで糖尿病関連のサイトを巡っていると,一般の人なのに私などタジタジとなってしまうほどの糖尿病薬の知識をお持ちの糖尿病患者さんが多くおられ,結構焦ります。私は薬剤師にして糖尿病患者なのですから,全般的には広く浅くもいいですが,せめて糖尿病関連薬だけは深い知識を持ちたいと常々思っていました。そこで,自分の知識を高める目的でこのようなページを作ってみました。

ですが,本を読めば出ているような,薬剤に関する常識的な解説をここでしてもあまり意味はないとも考えています。そういうサイトは他にたくさんありますし。私は自身が患者ですから,自分自身の体でインスリンや飲み薬を経験しています。「教科書にはああ書いてあるけれども実際にはこういう感じがするのだが……」みたいなものを持っているわけです。そういった内容を含んだサイトにできたらいいなと考えています。



ここで,このサイトで使っている用語をいくつか説明しておきます。

<高血糖症>
糖尿病という名称は患者の立場から言うと,あまり愉快な名称ではありません“病”を省略して“糖尿(とうにょう)”などと言われると,さらにいやな感じです。又,一般の人には誤解を与えやすい名称です。泌尿器の病気ではないかと思われる傾向があります。良好に血糖コントロールされた糖尿病患者はほとんど尿糖は検出されません。尿中にブドウ糖が出るのは結果であって,この病気の本質ではないのです。そこで,一部の専門家や患者は“高血糖症”と呼んでもらったらどうかと主張しています。私もとりあえずこれに賛成しておきます。そういうわけで,このページでは高血糖症という名称も使わせていただきます。ですが,厳密にコントロールされた患者(特に2型糖尿病)は高血糖にさえもほとんどならないと思います(尿糖が検出されなくても,そして,高血糖でなくとも糖尿病患者であることに変わりありません。これは根本的な問題です。)。そうすると,この高血糖症という名称も本質をあらわしてはいないといえます。私としては,“糖質代謝障害”的な名称がいちばんしっくりとくるのですが,何かよい名称はないものでしょうか。

<添付文書>

病院で使う医薬品の箱の中に入っている説明書です。ふつう,医療機関の人間しか目にすることはありません。当サイトに置いてあるのは,製薬メーカーが作成したPDFファイルです。印刷すれば本物とほぼ同じものになります。

<ジェネリック医薬品>
最近,TV-CMでこの言葉を使っているのでご存知の方もいらっしゃるでしょう。医薬品を開発したメーカーはその成分に関する特許を持っているのですが,これはある一定の年月が経過すると切れてしまいます。そうすると,他社もその成分を使って薬を発売できるようになります。もちろん商品名は違いますが成分は同じです。“同じ効き目をするはず”ということになってます(でも,そうでない薬もあるような気がしますが…)。これらは,「後発医薬品」あるいは単に「後発品」とも呼ばれます。特許が切れたとたんにゾロゾロといろんな会社から発売されるので,「ゾロ薬」,あるいは単に「ゾロ」などと呼ばれたりもします。表中でジェネリック医薬品が「なし」になっているのは,まだ特許が切れていないか,あるいはジェネリック発売メーカーにとって経営戦略上,「おいしさ」のない薬と考えてください。