高血糖症(糖尿病)に使われる薬剤




 
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私は病院薬剤師をしています。勤めている病院は精神科の単科病院です。糖尿病は33歳のとき,たまたま気まぐれで受けた日帰り人間ドックで発見されました。私がつとめる病院の医師は精神科医ですから,糖尿病の知識はあてになリません。糖尿病関係のくすりの処方をする時は,しばしば私にアドバイスを求めます。私の持っている,たいして深くはない糖尿病薬知識が患者に出される処方薬となってしまうのです。つまり,私の糖尿病に関して処方を依頼した場合は,結局,私が使用したいクスリが処方箋に書かれるだけなのです。それではたまらないので,私の住んでいる街の総合病院の内科を受診しました。ここは私が出生した病院で,もともと親近感がありました。最初に私の担当になった医師は初老の内科医でしたが,内科全般を診る医師で糖尿病専門医ではありません。当初は生活習慣病(昔の言い方だと成人病)としての糖尿病だと判断されました。医師は,「若いのにめずらしいねえ。肥ってもいないし。」みたいなコメントをしていました。今から思うと,“若いのにめずらしい”と感じた時点でもっと詳しい検査をしてもらいたかったのですが……。

その医師が私にした処方は食事療法のみでした。カルテに書かれた指示は,“食事療法,1700kcal” のみでした。後日,この指示をもとに栄養士さんからくわしい食事の指導を受けました。私はこの指示を実行するとともに,自分で本を買ったりして勉強した運動療法も合わせて実行してみました。すると1ヶ月後の受診での検査では,朝食前空腹時血糖値100前後,ヘモグロビンA1Cも5.9%となっていました。初老の担当医いわく,「あれ? あなた糖尿病でしたよね? おかしいなあ???」

ちゃんと食事療法を守って,そして適度な運動を取り入れた生活をしていれば,その程度の検査値になるのは不思議じゃないと思います。自分で処方を出したくせに,この医者の認識こそおかしいです。逆に言えば,医者がせっかく指導しても,それを実行できずに症状の改善ができない患者が圧倒的に多いという想像もできます。そのために,この医者には私のカラダの経過が珍しいものと映ったのかもしれません。


現在の治療内容 (2008年3月時点)

食事 1800kcal
運動 夕食1時間後に速歩,あるいは自転車(クロスバイク)で30分
薬剤   ベイスン(0.3)毎食直前1錠   ヒューマログミックス25 朝食前14単位,夕食前12単位

この結果として HbA1c5.4〜5.8%  体重51.0kg(身長167.0cm) 中性脂肪値 90mg/dL前後(基準値:50〜149) 総コレステロール値 200mg/dL前後(基準値120〜219)